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エミール・ノルデ展

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私は名前も知らなくて、幻想的なイメージを持って見始めましたが
水彩画に版画、たくさん次々と見てとてもおもしろかったです。
どうおもしろかったかというと、いろいろな絵があったのですが
とにかくデッサンが正確というか、不思議に正確(?)なのです。
だって人物がいて輪郭線もないにじんでぼやけた絵なのに
離れてみると、写真のように人間らしかったりする。
近くで見るととてもラフなタッチでリアルさとはほど遠いのに。
ディフォルメしてあってもますますデッサンの美しさを感じる。
人物だけでなく風景もそうなのです。
海の絵の波の質感に吸い寄せられそうになりました。
水枕がタプンと揺れた時に感じるめまいのような・・・

ノルデ展

いろいろな版画があって、お友達とどういう技法なのでしょう・・と話していました。
例えば「筆によるリトグラフ」「ドライポイント」「アクアチント」

版画の技法
↑これを見るとよくわかりました(イヤ、わかるようなわからないような)。

図録がとてもかわいいハードカバーの本で
ほしいけど迷っていたら、さっとそれを買ったお友達が
とても満足そうにホクホクしているので
なかなかこれは買えないし、今まで画集を見たこともなかったので
私もすぐに買ってホクホクしたのです。
そうしたらもうひとりのお友達もお財布をとりだしはじめて・・・
結局みんなでホクホク美術館を後にして
お茶を飲みに行ったのでした。
by detaile | 2004-10-26 16:47
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